kano

こんにちは!こんばんは!kanoです! ブログ製作の目的はpixivという小説、漫画、イラスト投稿サイトに投稿している小説をより多くの人に知ってもらうためです。 主にSAO(ソードアート・オンライン)の二次創作の小説をDreamさんと書かせていただいています。【星の数ほどの明日を】という題名で、内容は、世界観や設定は変えずSAOというデスゲームで生きるプレイヤーの物語となっていて、オリジナル性が強い作品となっています。 閲覧、評価等よろしくお願いします!

【小説】星の数ほどの明日を.6

pixivにて投稿しております文を一部公開します。

 

アインクラッド第三層 街中にて

 

「おはよー!クロエ。」
「遅刻。」
「ご、ごめん。」
元気よく挨拶をしてきたタクトに、挨拶を返す前に冷たく言い放つ。いささか冷たすぎるかもしれないが、なんせ今日までの一週間毎日こんな調子なのだ。

一層で出会って私達は、いまだに行動を共にしていた。その初日にアラームで苦い思い出を作ってしまった彼は、アラー身を使うことをひどく嫌っている。そのため、私達は、待ち合わせ時間に会えたことが一度としてない。しかし、タクトは遅れてくることに対してほとんど罪悪感を持っていないし、私も、半ば諦めているため、この状況は日常化しつつある。
「ねぇクロエ、今日ってアレの日だよね?行くの?」
「うん。一応はね。アルゴに『考えとく』って言っちゃったし。」
タクトの言う "アレ" とは、今日行われる『三層ボス攻略会議』のことだ。あまり気乗りはしないが、友人である鼠のアルゴに、『他のプレイヤーのためにも』と言われてしまっては、行くしかない。
今日のスケジュールを頭の中に浮かべながら、私はタクトに声をかけた。
「さ、とりあえず出発しよう。まずは…昨日集めた分で武器強化!」
「じゃあ鍛冶屋だね!よーし、出発!」

 

興味を持ってくださった方は是非読んで見てください!

 

星の数ほどの明日を.6

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