【小説】星の数ほどの明日を.2
pixivにて投稿しております文を一部公開します。
昨日セットしておいたアラームのおかげで、時間ぴったりに、目が覚めてしまった私は、早速出かける準備を始めた。
とはいっても、行き先は、階段を下りた先のレストランだ。この世界では、実際に着替えたりするわけではなく、ウィンドウを操作するだけなので、数分で準備は完了した。そのまま部屋を出て、「彼」との持ち合わせ場所へ向かう。
私は、ひょんなことから 彼 ━━━ タクトとコンビを組むことなり、今日はその一日目だった。
心なしか、いつもより足取りが弾む。もしかすると、狩りを楽しみにしているのは初めてかもしれない。いや、間違えなく初めてだろう。これまでの狩りは、あくまでもレベリングの為であり、「楽しみ」だなんて感情を持ったことは、一度として無かったはずだ。
それなら、こんなにもワクワクしているのはなぜなのだろう?これまでと変わったことといえば、 "一人" が "二人" になったことだろうか。
興味を持ってくださった方は是非読んで見てください!
星の数ほどの明日を.2