kano

こんにちは!こんばんは!kanoです! ブログ製作の目的はpixivという小説、漫画、イラスト投稿サイトに投稿している小説をより多くの人に知ってもらうためです。 主にSAO(ソードアート・オンライン)の二次創作の小説をDreamさんと書かせていただいています。【星の数ほどの明日を】という題名で、内容は、世界観や設定は変えずSAOというデスゲームで生きるプレイヤーの物語となっていて、オリジナル性が強い作品となっています。 閲覧、評価等よろしくお願いします!

【小説】星の数ほどの明日を.4

pixivにて投稿しております文を一部公開します。

 

VS大鹿


「ええっと…弱点はさっきと一緒。突進は速いけど、できるだけかわして!あと…前足を大きく上げたら地面につくときにジャンプ!!」
「了解!!」
慌てて、まくし立てた早口のセリフにタクトが短く返事をして剣を抜く。
ちらりと彼を見ると、楽しそうに瞳を輝かせていた。やれやれ、と呆れつつ、鹿に向き直る。
すると早速、敵が攻撃を仕掛けてきた。前足を高々とあげ勢いよく地面に下ろす。その瞬間、私とタクトが同時にジャンプする。さっきまで立っていたところを振動エフェクトが通り過ぎていった。アレをまともにくらえとかなりヤバイ。HPがイエローのちょっと前まで減るし、受けた直後は数秒動けなくなる。
最初の攻撃が決まらなかったことに苛立ちを覚えたのか、今度は私に向かって突進してきた。速さは、さっきまでの小鹿とは比べものにならない。
私はタイミングをみて真上に跳んだ。そのまま、敵の真上から無防備な背中へと突き技を放つ。
早技を完璧に決められたことに対してガッツポーズの一つもしたいところだが、うかうかと喜んではいられない。
鹿がドスゥン!!と気にぶつかったところで、タクトがダッシュした。彼の剣を明るいライトエフェクトが包み込む。狙うのは後ろ左脚。そこまで考えてから私ははっとした。
(いけないっ…!)
声を掛けようとしたが、もう間に合わない。
タクトの剣が届く前に、敵の左脚が動き、ドスッという鈍い音とともにくいこんだ。
「うおぁっ!」
「タクト!!」
当然ソードスキルは中断され、タクトは高くはねとばされた。
なんとか大勢を立て直したものの、数メートル近くズサァァーと後退する。
「くっそぉ…」
「ごめん!言い忘れてたけど、もう右脚しか狙っちゃダメだよ?左脚だと今みたいにとばされちゃうの」
「…わかった」落ち着いた様子でタクトが頷いたのを合図に、私はキッと敵をにらみ睨みつけた。

 

興味を持ってくださった方は是非読んで見てください!

 

星の数ほどの明日を.4

http://touch.pixiv.net/novel/show.php?id=7630439

ラクガキ

久しぶりにデジタルで描きました。

初心者っぷりが凄い…全然使いこなせません。

今回はTwitterアイコンを描きました。

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星の数ほどの明日を.1

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星の数ほどの明日を.2

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星の数ほどの明日を.3

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星の数ほどの明日を.4
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星の数ほどの明日を.5
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星の数ほどの明日を.6

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f:id:kanodrea:20161127033750j:image

画像はおまけです。

【小説】星の数ほどの明日を.3

pixivにて投稿しております文を一部公開します。

 

アインクラッド第一層森のフィールド

 

凄まじい衝撃音が森に響き渡る。そんな中私は、洞窟から、絶賛戦闘中であるパートナーの姿を目で追っていた。

タクトを見ていて、 "すごい" と思っていたのも最初の頃だけで、途中からは、思わず反応してしまう口と足を動かさないことに全力を注いでいた。
なぜなら、彼の戦い方がとてつもなく危なっかしいのだ。
それに効率も悪い。相手の攻撃は全部受け止め、弱点も何も考えずに技をくり出している。
彼のHPが、もしイエローゾーンをきったら助けに行こう、と心に決めた私は、洞窟の中で一歩も動かず戦闘を鑑賞しているのだった。
私があれこれ考えている間に、タクトのラストアタックが決まった。同時に彼が喜びの声をあげる。
「やったー!クロエっ!」
名前を呼ばれて立ち上がった私は、先程までの真剣な表情はどこえやら、満面の笑みを浮かべているタクトに声をかけた。
「お疲れ様。えっと、ソードスキルとか、技はすごくいいと思う。」
「えっ、ほんと?ありがとう!」
「でも、相手の攻撃はそのまま受けちゃだめだよ。かわさないと。」
「かわす…?」
「うん。あと、もっと弱点を狙うべき。」
「弱点…?」
「そう。その為にはさっきも言ったように突進を交わすのがコツなんだけど。」
「ど、どうやって…?」
タクトは私の言葉を疑問形で復唱しながら聞いていた。
「う〜ん…説明するより見てもらった方がいいよね。じゃあ、今度は私がやるから見ててくれる?」
「分かった。」
「ちゃんと洞窟に入っててよ。」
「はいはーい。」
適当な返事をしながら洞窟に入るタクトを確認して、私は次の敵を探した。鞘から相棒である細剣レイピアを抜く。

 

興味を持ってくださった方は是非読んで見てください!

星の数ほどの明日を.3

http://touch.pixiv.net/novel/show.php?id=7521636